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札幌クロースアップマジックサークル第1回例会

以前にも書きましたが、今日はIzumiさんが主宰する、札幌クロースアップマジックサークル(仮称ですが、面倒なので今後「仮」はつけません(笑))の第1回目の例会に行ってきました。

とはいえ、我が家は「夕方に帰宅したら夕飯の準備ができている」なんてことはほとんどあり得ないので(妻が病気ですから)、午前中に夕飯の仕込みをしました。手作りの餃子です。手作りと言っても皮は市販品ですが。本当は皮も手作りしたいのですが、そこまではなかなかできずにいます。でも将来は挑戦したいですね。

と、料理の話をしたい訳ではありませんでした。夕食の仕込みをし、昼食を作って妻と一緒に食べてから、会場である札幌エルプラザに出かけました。ここに行くのは初めてで、札幌駅から徒歩3分くらい(北8条)なのですが、街のど真ん中にこんなに立派な施設があるとは、驚きました。駅からも近くて大変便利ですね。

集まったのは、途中退席、途中から参加の方も入れて、合計6名でした。初回ですし、まずまずなのではないでしょうか(私が主宰した訳でもないのに、何故上から目線なんだ(笑))。

それぞれの方が色々な手順を演じて、実に楽しめました。私は、愛好家の集まりでは、自分が演じるよりも人に見せてもらう方が好きなのです(愛好家に見せて唸らせられるようなトリックはできませんので……)。

それでも、せっかくの機会ですからいくつか手順を用意していきました。その中でも、今回初めて演じたのが、ジャスティン・ハイアムの「Mirrored coincidence」。演者と観客が同じことをするとフォアオブアカインドが揃うという、Do as I doタイプの現象です。

レクチャーノートで解説を読んだときは、少し複雑な印象を持ったのですが、実演してみると意外なほどすっきりしており、これはかなりいいのでは、という感触でした。技法要らずというのも、私好みのポイントです(と言いつつ、他にはオメガカウントを連発する「アセンションエーセズ」をやったりしたのですが)。このトリックは、今後お気に入りになりそうです。

見せていただいた中で印象に残ったのは、冒頭の千円札3枚が一万円札3枚に瞬間変化するもの(この手のトリックは、間違いなく一般受けしますよね)、こざわまさゆきさんのアイディアらしいツイスティングジエーセズの工夫、選んだカードの名前を引いた直後に当てた上、吸盤で選んだカードもカードの枚数も何でも当ててしまうカードトリック(この方のトークが、外国人なのに日本人より面白かった)、エリック・ジョーンズの手法を使ったサンドウィッチカード(Ishkabibble sandwich)、などなど。写真を1枚くらい撮っておけば良かったのですが、うっかり忘れてました。

色違いのポーカーチップを使った3 flyも見せていただきました。3 flyについての色々な意見交換もできて、私がこのトリックを苦手とする理由が、少し分かった気がします。今後このトリックへの苦手意識がなくなるかというと、それは難しいかも知れませんが(笑)。

他にも色々と面白い話も聞けました。また、サークルにある程度人が集まるようになり、小さなクロースアップマジックのショー(一般の方向けの)が開けるようになるといいねというのと、そのうち「北海道マジックコンベンション」のようなイベントができると面白いね、という話が出ました。

マジックショーは、私が是非やってみたいのもありますが(笑)、やはりマジックって一般の方に見せてこそだと思いますから、将来的には実現できるといいなと思っています。やはり「普通の人が、ちょっと改まって手品(クロースアップマジック)を楽しむ場所」ができれば、もっとマジックを楽しんでくれる方が増えるのではないかと思うのです。今の札幌だと、知り合いにたまたま手品が趣味の人がいるか、マジックバーで結構なお金を出さないと難しいですからね。

次回は11月30日の土曜日です。今のところ予定はないので、次回も参加予定です。私はいつもは一般の方にしか演じないため、あまりマニア向けの手順は持ち合わせていないのですが、少しマニアックな手順も練習しておこうと思います。あまりそっちに熱中しすぎると危険なので、ほどほどにしますが。

また次回は、メモを取るなどして、もう少しまともなレポートを書きます。写真も撮った方が雰囲気も伝わるでしょうから、忘れていなければ写真も撮るつもりです。

興味がおありの方は、是非気軽にご参加ください。 

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札幌手品人の会

今日は午後から、Izumiさん主催の「札幌手品人の会」に参加してきました。会場は、地下鉄南北線北24条駅から歩いて5分ほどのところにある、北区民センター。遠いと言えば遠かったんですが、私の自宅からは地下鉄一本、乗り換えなしで行ける場所でしたので、その意味では楽でした。

参加メンバーは若い子から私より年上と思われる方まで幅広く、最終的には8名。長崎でマジックバーをしているTakumiさんも来られていました。

最初は自己紹介もかねて1人1トリックを演じたのですが、私は事もあろうに、いきなりここで失敗してしまうという。極めて私らしいですね(笑)。

さて前半は、テーマに合わせて各自トリックを1つずつ披露していくという内容。最初は「ダイ・ヴァーノン選手権」。ただしエドワード・マーローとポール・ハリスも可というもの。私は、「Card is found」を演じました。ヴァーノンのセルフワーキングカード当ての傑作だと思います。

実際にいつも演じる時は、加藤英夫さんのワンアヘッドコントロールを使うのですが、今回はあえて原案通り、一切技法を使わずに演じてみました(なるべく原案のままというコンセプトでしたので)。演じてみると、案外そちらでも違和感ないかも知れないなと感じた次第です。

このパートでは、ハリスのリンキングカードが面白かったですね。極めてポール・ハリスっぽいトリックで、これはやってみたくなります。Takumiさんはマーローの「デビリッシュミラクル」を演じておられましたが、流石にプロ。もう手さばきが全然違います。

続いては、「トライアンフ選手権」。トライアンフ自体がそれほど好きという訳ではない私は、フランシス・カーライルの「アップサイドダウンデック」を演じました。トライアンフじゃないだろ、という気もしますが(笑)。ここも各人色々個性が出ていて面白かったです。

その次は「日用品選手権」。私は見ているだけの予定でしたが、輪ゴム1本で急遽参加。厚川昌男さんの「しあわせの書」を使った二段構えのブックテストや、シンプルなティッシュペーパーの復活、それに目を見張る輪ゴムトリックの連続技など、ここもバラエティ豊かで楽しめました。私は、シンプルな輪ゴムの貫通トリックを3つ続けて演じました。普段から演じている一連の流れです。

後半は自由な交流タイム。私は若い子たちに色々見せてもらったり、見せたりしました。若い子は流石に上手いし、基本がしっかりしていますね。それに、色々なタイプの愛好家がいて興味深かったです。

例えば私は数理トリックやセルフワーキングが好きで、物理的不可能現象(カラーチェンジなど)をあまり好まず、確率的不思議現象(偶然の一致とか)を好むタイプですが、自作ギミックを上手く使って面白い現象を起こす方や、マニアックなコイントリックが大好きな方など、個性も様々でとても楽しかったです。

色々見せていただきましたが、ギミック派のMHさんから見せていただいた、普通のバイスクルが一瞬で小さくなってしまうトリックと、最後にまさるさんから見せていただいた、ジョーカーがカードを当てると言いつつ、ラストに意外なオチがつく作品は、「これは面白い!」と思わず声が出ました。

特に後者は、(多分)手法的には難しくないのでしょうが、手順構成とジョーカーとのやり取りの面白さ、それにミスディレクションを上手く使った意外なラストがとても効果的で、これは自分でもやってみたくなりました。次回お会いできたら、詳しいやり方を教えてもらいたいくらいです。

私は、自分自身が「追えない」(やり方が分からない)トリックや妙に現象が複雑なトリックよりも、やり方がたとえ分かっても、現象や演出、構成が面白くてシンプルなマジックの方が好きなのです。追えないか追えるかなんて、一般の方にしか演じない私にとっては、一切関係ない事ですからね(そもそも一般の方には、いつも同じマジックしか演じないし(笑))。その意味でまさるさんのこのトリックは、大変私好みでした。

私自身は、シンプルで分かりやすい効果のカードマジックをいくつか。キャメロン・フランシスの「スライチーズ」、アル・ハニーカットの「ハニーカッター」、アルド・コロンビーニの「マエストーソ」、ジョン・キャリーの「スティッキングアップフォーラリー」、それに最後は冒頭で失敗した自作風トリック。今度はちゃんと上手く行きました(笑)。

これは、多分誰か同じようなやり方を考えているかも知れませんが、あまりキーカードに見えないキーカードロケーションによるカード当てです。システムやフォース、コントロール、キーカードなどの可能性を1つずつ潰しつつ、実はキーカードを利用してしまうというものです。

見せた後、「え、これキーカードじゃないですよね?」と言われたので、まあまあ成功の部類かも知れません。ちなみに後半の当て方は、加藤英夫さんのアイディアを借用しています。もう少し練り込めば、使えるトリックになるかも知れません。

そんなこんなで、午後4時半くらいに会場を後にしました。とても楽しいひと時で、濃いマジックの時間を堪能しました。次回も是非参加するつもりです。何より、若い愛好家の皆さんから、凄く刺激をいただけました。普段は、愛好家の前であえて演じようとは思わないのですが、愛好家の前で演じるとなると、やはりちゃんとしっかり練習しないと、と思わされますから、定期的にこういう集まりに参加するのは、大変意義があると思います。

そのうち、みんなで飲みながらマジック談義なんて楽しそうですよね。忘年会とか新年会があれば、是非参加してみたいなと思っています。ともあれ、今日参加した皆さま、そして主催されたIzumiさん、お疲れ様でした&ありがとうございました! 

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ゆうきともさんのレクチャーに行ってきました

前回の記事で書いた通り、プロマジシャンゆうきともさんのワークショップ&レクチャーに参加してきました。場所は、札幌市中央区の、中央区民センターです。行ったことのない場所でしたが、地下鉄東西線の西11丁目駅から降りてすぐのところで、迷わずにたどり着けました。

午前は、少人数でのワークショップ。若い方からベテランの方まで、参加者は色々でした。このワークショップが物凄く濃い内容でした。

メモを取りながら聴きましたが、細かい手順はやはりメモだけでは再現するのが難しいです(笑)。ですが、「フォーカス」という概念を伴ったカードやコインの示し方は、凄く勉強になりました。これは心に刻んで意識します。

カードでは、カード当て、Do as I doの手順に、見事に引っかかってしまい、思わず声が出てしまいました。しかも原理はシンプル。シンプルな原理にやられてしまった時ほど楽しい事はありません(笑)。この手順は、研究して自分のものにできればと思います。

その後は、ツイスティングジエーセズとジャンピングジェミニ。ジャンピングジェミニは、自分ではとても演じてみたいとは思えないトリックだったのですが、今回フラッシュカウントという技法を教えていただき、ゆうきさん流のアレンジが加わった今日の手順なら、演じてみたい気がしてきました。

とにかく、午前のワークショップは、初公開のカード当て&Do as I do手順と、フラッシュカウントを学べただけでも、参加した価値がありました。

午後の部その1は、20人くらいでクロースアップからサロンでも使える、比較的基本的なトリックの見せ方に関するレクチャー。この中ではロープマジックが一番気に入りました。是非やってみたいですね。

とは言え、メモだけを参考に手順を追うのは困難なので、monthly magic lessonの初期で解説されているらしいですし、これは買ってみようかなとも思っています。

また、コインマジックをやる人なら大抵誰でも知っている「セブンペニートリック」の見せ方も、大変勉強になりました。このトリックは、簡単でありながら超強力で、私ももちろん愛用しているのですが、細かなコツや最後のコインの出し方など、今度演じる時には是非心がけてみます。

午後の部その2は、クロースアップマジックのルーティーン構成について、最初に20分の演技があり、その後に解説。このパートでは、「世界一ずぼらで角度に強いコインアセンブリー」の手順に感動。これはやってみたくなる手順です。また、ピックアップムーブについての考察には、目から鱗が落ちる思いでした。

それと今回、北海道のマジック愛好家の方々とも色々交流できたのですが、非常に楽しくお話ができました。久しくこんなマニアックなマジック話はしていませんでしたからね。

コインがお得意な方(マジックバー「ツイスター」で演じられてる方だそうです)に、目の前で色々見せていただきましたが、私には到底真似のできないような技ばかりで、度肝を抜かれました。コインは、上手い人は本当に凄いですね。

そして、別の方に私が持参したコパッグ310をお渡しし、「このデックはファローがとても入りにくいんです」と言ったら、その方はパーフェクトファローを使う手順を愛用しているそうで、ファローシャッフルにはかなり慣れているらしく、コパッグ310でバック側から綺麗にファローシャッフルを決めました。これには、マジックより驚きました(笑)。そんな訳で、久々にマジック尽くしのとても楽しい1日でした。

なお、会場で物販もしていたので、レクチャーノートを2冊購入しました。1冊はレストランマジック研究所のコロンビーニの作品集「Baroque cards」。これは欲しいと思っていたので、見つけて即書いました。この冊子、いい手順が多いですよ。以前ご紹介した「Baroque compositions」は、この冊子から抜粋した手順のDVDなのです。

もう1冊は、参加者のお一人、Izumiさんの「Lots of R&B」という作品集。マジックマーケットというイベントで販売したんだそうです。色違いのカードを使う事にこだわった、なかなかにマニアックなトリック集のようです。じっくり読んで、そのうち「Baroque cards」共々、紹介記事を書ければ。またIzumiさんのブログを見つけました。こちらもじっくり読んでみようと思っています。

今日色々な愛好家の方々と交流し、私も、自分の作品を形にまとめてみてもいいかなと思い始めました。と言っても、既存の手順を自分なりに焼き直したものくらいしかありませんが、少しくらいは「作品を創作する」という事をやってみてもいいかなと感じさせられた次第です。

180826ゆうきともさんのサイン

そして、ゆうきともさんの著書「メンタルマジックで奇跡を起こす本」(この本はとてもいい本です!)と、DVD「トランプの友 知の五」にサインをしていただきました。写真も一緒に撮っていただき、大変いい記念になりました。

私は愛好家の前でトリックを演じる事はありませんが、愛好家の方々と交流すると、凄く刺激をいただけますね。ともあれ、ゆうきともさんや、企画者の皆様、参加者の皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。またこんな機会があれば、是非参加してみたいです。 

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